家が大好きな大学生ブログ

家が大好きな大学2年生。書きたいことを書いているので統一感のない記事となっています。

たった1つだけのサークルに入り、バイトもせず大学一年目を過ごした感想

大学生というと、授業にサークルに遊び、バイトに忙しいというイメージがあります。私は今大学2年生なのですが、大学1年生の間は所属しているサークルの活動もあまりなく、バイトもせず、ただただのんびりと過ごしていました。

 

活動日の多いサークルに入れば友達がたくさんできて楽しかったかもしれません。バイトをすれば、社会経験ができて今よりも有意義な日々を送っていたかもしれません。しかし、私は何もせずに一年間過ごすことを選びました。

 

 

なぜなら、人間関係に疲れ切っていたからです。高校の部活ではその部活史上初といっていいほど後輩と私の世代の仲が悪く、それは改善することなく引退しました。また、いろんな人と仲良くしたい気持ちはありますが、自分が属する範囲を広げることで誰かの迷惑になったり、自分が傷つくことが怖いと感じていました。

 

 

高校までは強制的に部活に入り、いろんなイベントが定期的にあって、一人でほっとできる時間が自分にとって十分ではなかったのだろうと思います。しかし、だからと言って毎日を憂鬱な気持ちで過ごしていたわけではありませんでした。部活も学校生活も楽しいと思うことはたくさんあったし、面白い話をして笑ったり、寄り道したり。充実していたし、友達にも恵まれていました。

 

 

でもやっぱり一人でいる時間、好きなことをしているときは誰にも気を使わなくていいので、その時間が少ないことは私にとって苦しいことでした。

 

 

そんな経緯があって人とのかかわりを最小限にして一年を過ごしたわけですが、とても有意義で大切な時間だったなあと感じています。もちろん劣等感や不安を感じたこともありました。

 

私の友達はいろんなサークルに入って新しい友達をたくさん作っている。自分が怠けている間にバイトをしてお金を稼いでいる。新しい環境にどんどん飛び込んで経験を積んでいる。

 

自分で選んだことだけど自分は何をしているんだろう、何も成長せずみんなに置いて行かれている。とても悩みました。

 

 

でも、だらだら過ごした期間があったことで私が出来るようになったことがたくさんあることに気づきました。皆さんからしたら低レベルかもしれませんが、掃除、食器洗い、洗濯、食事作りをするようになり、親の苦労を知ると同時に、家の役に立ちたいと思うようになりました。

 

また、本を読む習慣がついたことで、全く書けなかったレポートが以前よりスムーズに書けるようになりました。自分と同じような性格の方の本を読んで心が楽になり、自分はこれでいいんだと自信がついたことも、この1年があったからこそだと実感しています。

 

 

そして今は、去年はいっぱい休めたから今年は積極的に外に飛び出していこう、と思えています。実際、昔やっていた習い事を最近再開しました。去年の今頃の自分からは考えられません。

 

 

 

もし、何かしなければいけない、周りと同じことをしないといけないと焦ったり、つらいと感じている人がいれば、冷静になって自分の本当にしたいこと、必要なことは何かを考えてほしいと思います。

 

そして、何もしないことが悪いことではないということを心に留めておいてほしいと思います。